「でも、もう、おそいなあ。黄昏だ」  「朝ですわ」 ――太宰治/斜陽

月曜日, 3月 16, 2009

劇的に医療コミュニケーション。



「患者はね、劇的な変化を望んでいるんだよ」



フルデンチャーの大家 村岡秀明



例えば、義歯が合わずに痛みがあるとき。
そんなとき、強くあたっている場所を
ちょっとずつ、ちょっとずつ、「痛みがないけれど、ちょうど良く当たっている状態」
になるように調整することが多い。

けれど、患者は、”早く痛みがとれること”を望んでいる。

だから、強く当たっている部位は、思い切って当たらなくなるように調整する。
細かい調整はいつでも行うことができるから、痛みが取れてから行う。

なんだかコロンブスの卵みたいな気分がした。

村岡先生のセミナーとか、師匠の診療をみて感じるのは、
医療っていうのは、つまり人間と人間の関わり方で、
コミュニケーションの一形態なんだってこと。
患者は何を望んでいるのか?自分はそれを与えることができるのか?
そして患者さんと、自分の目標を一致させること。
最新の医療機器はそれを達成するための一言語にすぎない。


‥ところで
僕の開業予定地に、
とてつもなく大きな歯科医療センターができた。
特別仕様の高級デンタルチェアを何台も備え、
高価な最新の医療機器をいくつも備えている。
それはつまり、医療っていうコミュニケーションをするための言語をいくつも持っているということだ。
バイリンガル。いやトライリンガルくらいすごい。
ふふん。やるじゃないかー。
でもなー、しゃべれるってことと、コミュニケーションできるってことは違うんだぜ!
お手並み拝見といこうじゃないか。

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